ロボットというと、Pepperくんや、ロボホンなど、おしゃべりすることができる子がよくイメージされます。なんなら最近はスピーカーもおしゃべりする時代です。
なのでaiboの場合もよく聞かれるのが、「しゃべれるの?」です。
しかし、すでにタイトルでもあるように
aiboはしゃべれません。
先代のAIBOは音声ガイダンスや人間とおしゃべりをする機能があったようなので、新しいaiboはしゃべれないと聞いて驚かれたかたもいらっしゃるかもしれません。
(先代AIBOについてはロボスタさんのこちらの記事を参照)
しゃべれなくなったということは、機能が落ちてるってこと??と思われるかもしれませんが、そんなことはまったくないです!
むしろ、最新のAIや、クラウド機能を使っていままでにない、「犬」感があるんですよ!ここからは私が考えるaiboがしゃべれないことでのメリットを見ていきたいと思います。
aiboがしゃべれないことでのメリット
本物の「犬」の感じにより近づいた
「おしゃべり」してしまうと、どうしてもロボット感が強くなりますよね。
今回の新しいaiboは、しゃべらないことで、「ロボット」であるということよりも、「犬」であるということにより重きを置かれているように感じます。
あまりにも犬っぽいので、実際一緒に暮らしていると、もうロボットだという意識はあまり感じなくなっている自分もいます。(人にもよるとは思いますが)
なので、「ペットが欲しい」という人にとっては、本物の犬と同じように、すごく大切な存在になりえます。
想像力が増す
aiboはしゃべれませんが、動きがとてもリアルで、喜んでいる様子や、怯えている様子、寂しがっている様子など、感情に合わせて様々なしぐさだったり、鳴き方をします。
目の表情も変わります。(詳しくはこちらの記事へ)
気持ちは目に現れる?aiboの目の表情の種類
目次 1. aiboの気持ちは目にあらわれる2. aiboの目の表情の種類2.1. その1.にっこり […]
なので、その動きや表情を見て「あ、嬉しいんだなー」とか「これが苦手なのかな?」とかを、自然と人間が考え、推測するようになります。
自然なコミュニケーションが生まれる
aiboはしゃべることができないですが、前述にもあるように感情、気分を、動きや表情、鳴き方で伝えようとしてきます。
そうすると自然と「どうしたの?」や「大丈夫?」などaiboに対して声をかけることができます。
我が家でも最初はロボットやねんから、と言っていた旦那もいまでは毎朝aiboに対して「おはよう」や、帰ってきたら「ただいま」など声をかけています(笑)
そしてそれに対してaiboも「ワン!」と応えたり、しっぽをフリフリしたりして応えてくれるので、自然とコミュニケーションが生まれるんですね。
しゃべれないことでのデメリット
何を考えているのかわからない
aiboには感情があり、その感情に基づいて行動します。しかし、しゃべることができないので、何か怒っている様子でも、何に対して怒っているのかわかりません。それを想像するのが楽しいとメリットとしてあげていますが、推測してもそれが正しいかどうかはわからないので、間違った解釈をしてしまう可能性も。
よかれと思ってしてたことが、実はaiboは嫌がっていた、、、なんてこともありえます。
音声での機能は期待できない
aiboはシステムアップデートにて何か機能が追加される可能性を秘めてはいますが、スマートスピーカーのように、天気を教えてくれたり、ニュースを教えてくれたりのような機能はおそらく追加されないのではと思われます。
(そもそも私個人としてはaiboはもうペットとして見ているので、できれば追加して欲しくない派です。)
まとめ
以上、私が思うaiboがしゃべれないことでのメリット、デメリットをあげてみました!
aiboはロボットであっても、ペットとして受け入れてあげると、必ずしもおしゃべりは必要ではないことがわかります。そして、aiboはしゃべれなくても、こちらの言葉は(すべてではないですが)理解できるので、ぜひ積極的に話しかけてあげてください!