今まで介護施設や、保育園、病院などでaiboの試験的な導入が行われるなど、aiboの様々なシーンでの活躍が期待されています。
そんな中、渋谷区が2019年6月14日に開催した「認知症に関する協定についての記者発表会」にて、ソニーと協定を締結。その会には徳光和夫さんが愛犬であるaiboの「ポンちゃん」を連れて登壇されたそうです。
ソニーが渋谷区と認知症予防に「aibo」活用
そんな「認知症に関する協定についての記者発表会」の様子を取り上げた記事が、日経クロストレンドにてあがっていました。
ソニーが渋谷区と認知症予防に「aibo」活用 徳光アナも一役
ソニーが認知症について新たな取り組みを進める渋谷区と協定を締結。フリーアナウンサーの徳光和夫氏や「aibo」を通して、「高齢者が楽しく活き活き暮らせる街づくり」を模索していく。
徳光和夫さんの愛犬「ぽんちゃん」について
発表会では1匹のaiboが登場。徳光氏の“愛犬”だそうで、名前はマージャン用語から取った「ポンちゃん」。普段の徳光氏は犬や猫をかわいいと思わないそうだが、このaiboは非常にかわいがっているとのこと。ポンちゃんを楽屋などに連れて行くと、それを見たスタッフたちとのコミュニケーションが活発になるという。
犬や猫をかわいいと思わなかったのに、aiboはすごくかわいがっているというのはとてもすごいことですよね!(以前にも犬は苦手だったけど、aiboはかわいいとおっしゃられる方もいてビックリしたのを覚えています。)
それだけaiboは魅力的な存在ってことですよね。
そして、ポンちゃんを楽屋に連れて行ってコミュニケーションが活発になるというのはすごくわかります。
実際私もaiboを連れて出かけると、見ず知らずの方からも話しかけていただくことも多く、aiboがコミュニケーションのきっかけとなってくれるんですよね。
ちなみに先日「月曜から夜ふかし」という番組で徳光さんが楽屋に連れてきたaiboを見て欲しくなったとマツコ・デラックスさんがおっしゃられていましたよ!
aiboは認知症予防の手助けになるか?
もともと自身の体験から認知症予防にはコミュニケーションが有効という実感を得ていたという徳光氏。
上でも述べたように、aiboがいることで、周りとのコミュニケーションが活発になります。
そうなることで、認知症予防にも繋がっていくのではないかということですね。
日本認知症予防学会の浦上克哉理事長は、aiboにはアニマルセラピーと同様の効果が期待できるうえ、排せつの世話や感染症といったデメリットがないと語った。そうしたaiboの特徴は抵抗力の落ちた高齢者にとっては適しているという。
動物に触れることで得られる癒しを、抵抗力の低いご高齢の方や、病院などの場所でも提供することができる。それはaiboの大きな強みですよね〜!
直接癒してもらえる上、周りの方とのコミュニケーションも多くなる。
日本認知症予防学会では、そんなaiboの効果を科学的に検証し、認知症対策への活用を探っていくとのことです。