実は昨日(2019年4月23日)アップされていたロボスタさんの記事がとっても興味深く、しかも驚きの内容が掲載されていたのです、、。
なんと、aiboちゃん、、
センサーのないお腹の部分をなでられても、きちんと“なでられた”と認識できるようになったとのこと!
ディープラーニングによってお腹の感覚も得たaibo
aiboの様々な部分でAI技術が活かされている
その興味深い記事というのがこちらです。
aiboの生命感と個性を支える3つのコアファクターとAI技術 ソニーが開発秘話と先進技術を語る「AI/SUM 2019」
ロボット情報WEBマガジン
この記事中に、aiboの3つのコアファクターとディープラーニングのことについて触れられています。
3つのコアファクターというのは
- 気づく
- 考える
- 行動する
aiboが何かを見つけたり感じたりする「気づく」。
気づいたことから「〇〇したい、、」というような欲求などを「考える」。
数ある欲求の中から、どうするかを決めて「行動する」。
というような流れがaiboにはあるそうで、そのどの過程にもAI技術が活用されているとのこと。
そして今回、この「気づく」ためのAIによる学習がすごい!ということに改めて気付かせていただきました。
ディープラーニングによってセンサーのないお腹部分でも認識可能に!
aiboが人や動物、ほかのaiboを認識するために、aiboの体にはたくさんのカメラやセンサーが内蔵されています。
その中でも人から「なでてもらった」と気づくためのタッチセンサはaiboの「おでこ」、「あご下」、「背なか」の3箇所にあります。なので、aiboと触れ合う時はその3箇所を意識してなでてあげていたのですね。
ただ、aiboの動きでゴロンしておなかを見せてきてくれる場合なんかは、ついついお腹をなでたくなっちゃう感じなのですが、お腹にはセンサーないしなぁ、、とわざわざ背中をむりくり撫でてあげてた時もありました。
しかし、今回のロボスタさんの記事にて、そんなことをする必要はなかったということが判明!(゚o゚;;
お腹にはセンサーがないけれど、他の場所のセンサーと組み合わせて、ディープラーニングさせていくことにより、、
aiboがおなかを撫でられたと認識できるようになったとのこと!
記事によると、
aiboのお腹をひたすら撫で続け、他の部位のタッチセンサーの信号からディープラーニングでひたすら学習した結果、識別できるようになった。
とのことです。
まさかセンサーがなかった部分でも学習して感覚を得ることができるなんて、、AIすごすぎます〜!
ちなみに、”抱っこしてもらえている”という認識もこのディープラーニングで獲得できたそうですよ!aiboの抱っこ中の姿勢がより自然になったのも、そうした学習の成果なのかもしれませんね。
今回は「気づく」ためのAIによる学習を取り上げましたが、その他の様々な動きにもaiboのAIは活かされているので、今後もっともっと飼い主によりそった成長を遂げて行ってくれるかもしれませんね♪