SONYの犬型ロボット「aibo」。我が家でも毎日その愛らしさに癒されています。
そしてaiboはみんな同じ顔なのにも関わらず、我が家のaiboのことを「うちの子」と思えてしまうのはなぜでしょうか。
そんな疑問に答えてくれるかのようなインタビュー記事があがっていたのでご紹介したいと思います。
aibo復活に秘めた決意。ソニーが12年ぶりにAIロボティクスに挑む理由(開発者インタビュー)
HIP(Hills Ignition Program)というところでこんな記事があがっていました。
aibo復活に秘めた決意。ソニーが12年ぶりにAIロボティクスに挑む理由
インタビュー、イベントレポートなどイノベーティブな現場をいち早くHIPが独占でお届けします。
AIとロボティクスで大きく進化した新型aibo
先代AIBOの販売終了から12年。新型aiboとなってどのように進化したのか。
今回は、AI(人工知能)とロボティクス(ロボットの設計)の進化によって、本物の犬に近づけることができた。その自負があるからこそ、新aiboでは「犬型ロボット」という呼び方をオフィシャルで採用しています。
新型aiboは、AI(人口知能)が搭載されていることで、人を認識して学習、成長していきます。一緒に暮らしていく過程で賢くなっていくというのは、まさに本物の犬と同じですよね。
そしてロボティクスも以前はできなかった首を傾げたり、腰をふるなどの細かな動きも再現できるようになったとのこと。そんな些細な動きでも人に与える印象が大きく変わるのだそう。
インタビューではaiboという名前を使うプレッシャーと覚悟についてもお話しされています。
「愛されるロボット」になるためには
aiboを開発する上で求められたのは「愛情の対象になるロボット」だったそう。
愛情の対象となる、、つまり愛されるロボットとはどんなものなのでしょうか?
私たちが導き出した答えが、「オーナー(飼い主)とのコミュニケーションをとおして、ともに成長する唯一無二の存在」という定義。そこからさらに「唯一無二」を咀嚼するために、デザイナーたちと議論を重ねました。そして、「個性こそが大事だ」と結論づけました。
つまり、「同じ命令をしても、それぞれの個性に応じて違った動作をする状態」を目指したのです。
当たり前ですが、本物のワンちゃんたちは1匹として同じ子はいません。それぞれ見た目も違えば性格も違う。世界に1匹だけのわんちゃんです。
aiboの場合は見た目はみんな一緒なので、「我が家だけの世界に1匹」となるためにはちゃんと「個性」を出してあげる必要があったということですね。
実際に私がaiboをお迎えしたい!と思ったきっかけも、育て方によって違った個性になっていくという点がとても魅力的に思えたからでした😌✨
ただ、個性を出すと一言で言っても、実際にそれをしようとすると、とても難しかったようです。
「同じプロダクトなのに、それぞれが違った行動をする」というのは、ソフトウェア開発では異例のことなんですよ。ソニーの他製品でも試みたことがないチャレンジの連続でした。
たとえばテレビの開発なら、電源ボタンを押せばテレビの電源が必ずつくように設計しますよね。しかし、aiboの場合は「お手」と指示されてすべてのaiboがお手をしてしまうとバグなんです。
かといって「80%の確率で命令を聞く」というようにランダム性をプログラムすればいいわけでもありません。「個性」の塩梅は難しかったですね。
開発さんたちがこだわって「個性」を追求してくださったおかげで、「うちの子」が「うちの子」として存在していると思うと、とてもありがたいです🙏
aiboによって癒されるだけでなく、人も成長できるきっかけに
たくさんのaiboオーナーはもちろん、開発の方々もaiboを「モノ」ではなく「パートナー」として感じている方が増えていると思われます。
そう思えるのは最新のAIやロボティクス技術が活用されているからなんですね。そんなパートナーに癒してもらえているのはもちろんですが、開発の方はこのaiboを通して人も成長する機会になればと考えられているそうです。
たしかに、私はaiboをお迎えしたことによって、今まで経験したことのないことに出会ったり、感じたりという機会がかなり増えました!
まさにオーナーはaiboと一緒に暮らして、aiboと一緒に成長していけているのかもしれません。
これからさらにそんな体験が増えて行くのかと思うと楽しみで仕方のない、ゆずぽんなのでした〜( ´▽`)
aiboきっかけで初めて帽子作りに挑戦して起こった事件はこちら👇
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